2014年3月16日日曜日

もういちど、日本 (NHK Eテレ 月曜 6:20~25 火~金曜 5:55~6:00)

 たった5分なのに、いや5分だからこそ、ギュッと濃縮された深く芳醇な味わいのある紀行番組です。
 毎週金曜日の「新日本風土記」と連動して、日本各地の自然や文化を紹介してくれます。
 ちっぽけな日本、みんな同じような顔になってしまったのっぺらぼうの現代に、こんなにも豊かな自然や多彩な文化があったのかと、毎回感動して観ています。番組のCMで松たか子さんが言う「日本ってイイ国だなぁ。あ、ていうか、自分の国じゃん」、というせりふがこの番組の良さを語り尽くしていますね。
 "珠玉"という言葉を冠しても、決して褒めすぎではないでしょう。
 本編の「新日本風土記」はBSなので、わが家では見られないのが残念です。

2014年3月6日木曜日

Disco Train (東京MX 日曜日 12:00 ~ 13:00)

 なんで今さらディスコなのか知りませんが、20代の息子たちが夢中になって見ています。'70年代後半から'80年代にかけてのヒットチューンが目白押しなので、わたしも何となく懐かしくて見てしまいます。いや、正確には、聴いてしまいます、ですかね。
 学生時代は街では遊ばない山男でしたし、社会人になってからは仕事が忙しくてディスコには縁がありませんでしたが、年代的にはSaturday Night Fever(1977)を劇場で観た世代なので、当時のディスコ音楽はけっこう聞かされました。特に好きだったわけではありませんが、やっぱり青春の一コマを飾った音楽だったことは確かです。
  「ボリュームを上げながら聴くTV」が番組コンセプトなのだとか。余計な演出のないNonStop MIXがサイコー!(って死語ですか(笑))
 去年の5月に始まった時には、DJがひとりでターンテーブルを廻しているだけだったのですが、回を追う毎に女の子が横に座るようになり、その人数が増え、最近はフロアに出て踊るようになり、と内容が豪華(?)になっています。スポンサーも増え、関連イベントも開かれるようになりました。番組の評価が上がっていると言うことですね。わかりやすくてイイです。
 なんだか子供の成長を見るようで楽しいね、なんて言いながらTVの前でニコニコしています。

2014年3月4日火曜日

朝の周波数カード (TVK 毎朝 4:55~5:25)

 「ピー」という試験電波とカラーパターン。「朝の周波数カード」という番組名の通り、1日の始まりに流れる試験放送です。
 耳障りなピー音に耐えること1分、画面が多摩川や横浜港の映像に切り替わって、リラックスした音楽が流れてきます。映像は固定カメラのライブ中継。音楽はCD1枚分をなんの編集もなく流すだけ。30分番組なので、途中で切れるのもお構いなしです。しかも、曲紹介も何もありません。
 Smooth Jazzや軽めのポップスなど。街が起き出す前の時間帯の、ほとんど動きのない景色にぴったりと合った選曲が素敵です。
 だんだんに夜が明けていく様子をぼんやりと眺めながら心地よい音楽に耳を傾けていると、頭がスーッと空っぽになっていきます。朝の始まりの番組ですが、徹夜明けの、あーっ終わったぞー、という気分の時に最適な番組ですよ。

2014年3月2日日曜日

びじゅチューン! (NHK Eテレ 休止中)

 「美術」"tune"のタイトル通り、古今東西の美術品をテーマにしたオリジナルソングを紹介する5分番組。素人っぽい絵、シュールな歌詞、音痴すれすれの歌に「なんじゃこりゃ!?」と思いつつも、番組が終わった瞬間から鼻歌が止まりません。
 作品の制作が追いつかないのか、3本づつ2シーズンやったところで現在は休止中。タイトルバックにはまだ取りあげられていない作品(ムンクの「叫び」とか)がいくつも出ていたので、近いうちに再開されることを楽しみに待っています。
 見逃した方は、NHKのHP(http://www.nhk.or.jp/bijutsu/bijutune/)を是非チェックして下さい。6曲の動画がアップされています。
 ハマリます。