「何も見るものはないけれど何となくTVはつけておきたい。」
そんな時にピッタリなのが、これ。
放送局側も、 「何も放送するものはないけれど何となくTVは流しておきたい。」という、同じ考えでやっているみたいです。
題名の通り静かなBGMと当たり障りのない旅の映像などに、その日のニュースが字幕で流れます。見ても見なくても、聴いても聴かなくても良いような内容のラインナップの中で、ちょっと毛色の変わったバージョンがこれ。
いすみ鉄道や秩父鉄道などの地方線ののどかな風景が、ティルトシフトレンズという特殊なレンズを使って鉄道模型のように撮影されているものです。BGMは→Pia-no-jaC←(ピアノジャック)のファンキーな演奏で、ヒーリングという雰囲気ではありませんが、映像はほのぼのして良いですね。
本来の主旨とは逆に見入ってしまいます。
番組表では「郷」という意味不明なタイトルがついていますが、これは「ティルトコレクション 鉄道」というDVDシリーズのサブタイトルで、「郷」「街」「彩」というラインナップがあるようです。
アメリカの国立公園の風景をタイムラプス撮影(1日を数分に圧縮するような早まわし映像)した"Timeless"というバージョンも好きです。最近見かけないのでまたやってほしいな。