しばらくBLOGを更新していないと思ったら、もう最終更新から8年経っていました。
最近、新しいものに興味がなくなって、古い音楽を聴き、古い本ばかり読み返しています。
なかでも梨木香歩の「家守綺譚」は再読率が高い作品です。
明治の終わりか大正と思われる時代に、河童や人魚が身の回りに当たり前にいる生活を送る小説家の日常が淡々と語られます。わたしが子どもの頃、同じような話を祖母から聞かされていた気がします。フィクションではなく本当にあった世界。
不思議な世界観なのに、ミステリーでもSFでもない極々普通な日常感が好きです。一話一話が短いのも助かります。
その作品が原作そのままに漫画になりました。作品の世界観を見事に描き切った近藤ようこの絵が素敵です。絵を見て「あぁ、こういうことだったのか」という発見があるのも楽しいです。
この漫画も繰り返し読むことになりそうです。




