2011年9月27日火曜日

Seven Times Seven(新・黄金の七人 7×7) - Marco Vicario(1968)

 前回からのサッカーつながりで、この映画を思い出しました。
 刑務所に服役中の7人が、「おとなしくサッカー中継を見ている」ことになっている90分の間に脱走して造幣局に忍び込み、本物の紙幣を刷ってまた刑務所に戻り、出所後に大金をせしめる(はず)という痛快なコメディ映画です。
 奇想天外かつ巧妙な手口と、ハラハラドキドキなのに笑っちゃう展開。音楽もおしゃれです。シリーズ前2作でお色気を振りまいていた、「ルパン三世」でいえば峰不二子にあたるロッサナ・ポデスタ(Rossana Podestà)が出演しないのは残念ですが、面白さは一番かな。
 ところで、この映画はイタリア映画でしたが、この翌年に発表されたその名も"The Italian Job(イタリア人の仕事)"というイギリス映画(邦題:ミニミニ大作戦)も小粋ないい映画でしたね。かわいいミニMK IIが街中や地下水道を疾走するカーチェイスが見物でした。
 ルパン三世が好きな方なら、どちらも気に入ってもらえると思います。

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