高校の学園祭で喫茶店をやりました。誰かがこのアルバムを持ってきて、BGMにかけていました。
「わたしは風」が始まった瞬間、カウンターの後ろから吹いた爆風に店の中のものがすべて吹き飛んで、ガラス窓を破って校庭へ飛び散ってしまったような衝撃を受けたことを今でも覚えています。
当時はちょっとポップなサディスティック・ミカ・バンドやプログレっぽい四人囃子、重たい感じのクリエイションなんかを聴いて日本のロックを知ったかぶっていたのですが、それがいったい何だ。これこそロックだぞ!と打ちのめされた思いでしたね。
疾走感あふれる演奏、力強いボーカル、歌詞も良いですね。はじまりは演歌っぽい(笑)かもしれませんが、 忍ぶ女じゃありません。自由な生き方、みたいなものに憧れました。
今でも日本のロック名盤のトップを争う曲であることには間違いありません。
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