キューバ音楽といえば、"アァァァァ~、ウゥッ!"という掛け声で有名な"Mambo No.5"。ノリのいい、陽気でにぎやかな音楽という印象がありますが、そればかりではありません。
このアルバムでは、名前の通り、クリスマスソングをキューバ風にアレンジして聴かせてくれます。ピアノトリオにパーカッションのバリエーションが増えた構成で、ラム酒を生(き)ではなくカクテルにして飲むような、ちょっとおしゃれな雰囲気。ブラスがないのが物足りないような気もしますが、みなさんはどうでしょうか。
演奏しているのはドイツのグループ。Meets Cubaシリーズで、ほかにもクラシックやジャズの名曲をキューバ風にアレンジしています。それなりの雰囲気は伝わるのですが、葉巻を吸ってラム酒を飲んでいる人の音楽ではないかな。やっぱり雪が降る国の人にラテン音楽は無理なのかも、と少し思いました。
別物として聴けば、素敵な演奏です。
フランス人が歌うボサノバみたいな感じ…かな?
0 件のコメント:
コメントを投稿