2013年12月3日火曜日

James Taylor at Christmas (2006)

 しんしんと雪が降り積むホワイトクリスマス。もしも、暖炉もなにも、暖まれるものが何もない部屋に一人ぼっちになったとしても、JTの歌声が柔らかな毛布のように優しく温かく包み込んでくれるから大丈夫。
 そんな心温まる雰囲気のクリスマスアルバムです。
 代表曲"You've Got a Friend"(1971)のイメージが強いせいか、どんなに辛いことがあっても、彼なら助けてくれそうな気がします。クリスマスを一緒に過ごす人がいなくても、あるいは、クリスマスの夜に大事な人と喧嘩してしまうとか、そういうトラブルがあったとしても、心配することはないよと温かく抱きしめてくれる気がします。
 わたしは男、それも50をはるかに過ぎているというのに、JTの歌を聴くと自分が女子高生になったような気がしてドキドキします。冬休みにおかあさんの田舎に帰って、優しいおじいちゃんに会って甘えているような、安心してほんわかとしてなんだかとってもうれしい、そんな気持ちになってしまうのです。

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