"ゴキゲン"なんて言う形容詞は、今の人は使わないのかな。
でも、"cool"じゃピンと来ないんだよなぁ。
死語だろうがなんだろうが "ゴキゲン"としか言いようのない、元気いっぱいで、ノリが良くて、楽しいクリスマスアルバムです。
オーケストラを名乗っていますが、もちろんクラシックではありません。ビッグバンドを率いてBrian Setzer がノリノリのロックギターを弾きまくっています。
Elvis Presleyが女の子たちをとろけさせていた'50sを彷彿とさせる懐かしい感じ。ジャケットにデザインされたテールフィンのあるアメ車のソリがかっこいいですね。
頭で曲を作ってない、というと失礼な感じになってしまいますけれど、なんか最近の歌は小難しくっていけねぇや、と江戸っ子風に言ってみたくなる時には、ぜひこのアルバムを聴いて気分を晴らしましょう。
2013年12月5日木曜日
2013年12月3日火曜日
James Taylor at Christmas (2006)
しんしんと雪が降り積むホワイトクリスマス。もしも、暖炉もなにも、暖まれるものが何もない部屋に一人ぼっちになったとしても、JTの歌声が柔らかな毛布のように優しく温かく包み込んでくれるから大丈夫。
そんな心温まる雰囲気のクリスマスアルバムです。
代表曲"You've Got a Friend"(1971)のイメージが強いせいか、どんなに辛いことがあっても、彼なら助けてくれそうな気がします。クリスマスを一緒に過ごす人がいなくても、あるいは、クリスマスの夜に大事な人と喧嘩してしまうとか、そういうトラブルがあったとしても、心配することはないよと温かく抱きしめてくれる気がします。
わたしは男、それも50をはるかに過ぎているというのに、JTの歌を聴くと自分が女子高生になったような気がしてドキドキします。冬休みにおかあさんの田舎に帰って、優しいおじいちゃんに会って甘えているような、安心してほんわかとしてなんだかとってもうれしい、そんな気持ちになってしまうのです。
そんな心温まる雰囲気のクリスマスアルバムです。
代表曲"You've Got a Friend"(1971)のイメージが強いせいか、どんなに辛いことがあっても、彼なら助けてくれそうな気がします。クリスマスを一緒に過ごす人がいなくても、あるいは、クリスマスの夜に大事な人と喧嘩してしまうとか、そういうトラブルがあったとしても、心配することはないよと温かく抱きしめてくれる気がします。
わたしは男、それも50をはるかに過ぎているというのに、JTの歌を聴くと自分が女子高生になったような気がしてドキドキします。冬休みにおかあさんの田舎に帰って、優しいおじいちゃんに会って甘えているような、安心してほんわかとしてなんだかとってもうれしい、そんな気持ちになってしまうのです。
2013年12月1日日曜日
Exit Through the Gift Shop - Banksy (2010)
私が新聞を読んでいる横で、たまたま息子が観ていたビデオです。
スプレー缶で街中に落書きをするグラフティアーティストたちを追ったドキュメンタリー映画かと思ってみていたのですが、とんでもない結末に驚かされ、笑わされ、そして考えさせられました。
ドキュメンタリーなのか、創作なのか、彼らの作品同様、怪しくて反社会的、そしてユーモアにあふれた作品です。
L.A.で古着屋を経営する男がカメラに興味を持ち、街にあふれるグラフィティを撮り始めます。完成した作品だけではなく、その制作過程も追いかけるようになり、いつしかアーティスト達に一目置かれる存在になっていきます。そして、ついに伝説の男バンクシーに出会って彼と行動を共にするようになっていくのですが…。
ストリートアーティスト達の活動のほとんどは違法行為ですから、彼らが表に出てくることはほとんどありません。またその作品も、いつかは、時には公表のその瞬間に、消されてしまう運命にあります。なかでもバンクシーは覆面作家として謎の存在でした。
そんなアーティスト達の活動を追った前半部分は興味深く、面白いものでした。イスラエルとパレスチナ自治区を隔てる分離壁にも作品を残したというバンクシーの素顔がいよいよ明かされるのか!と期待して観ていると、話はあらぬ方向に急展開。
さてこの後は、是非、自分の目で確かめてください。「自分の目で」。これがキーワードです。
本当は、私と同じように全くの予備知識無しで観ることをオススメしたいのですが、もうここまで読まれた方にはある程度の知識がついてしまいましたね。私のレビューだけでは足りずに、もっと情報を求めて検索してしまうかもしれません。できればそれは観た後にすることをオススメします。
あっ、そうそう。美術館に行くと帰りにミュージアムショップでいろいろ買ってしまいますよね。映画のタイトルはそこから来ているようですよ。
スプレー缶で街中に落書きをするグラフティアーティストたちを追ったドキュメンタリー映画かと思ってみていたのですが、とんでもない結末に驚かされ、笑わされ、そして考えさせられました。
ドキュメンタリーなのか、創作なのか、彼らの作品同様、怪しくて反社会的、そしてユーモアにあふれた作品です。
L.A.で古着屋を経営する男がカメラに興味を持ち、街にあふれるグラフィティを撮り始めます。完成した作品だけではなく、その制作過程も追いかけるようになり、いつしかアーティスト達に一目置かれる存在になっていきます。そして、ついに伝説の男バンクシーに出会って彼と行動を共にするようになっていくのですが…。
ストリートアーティスト達の活動のほとんどは違法行為ですから、彼らが表に出てくることはほとんどありません。またその作品も、いつかは、時には公表のその瞬間に、消されてしまう運命にあります。なかでもバンクシーは覆面作家として謎の存在でした。
そんなアーティスト達の活動を追った前半部分は興味深く、面白いものでした。イスラエルとパレスチナ自治区を隔てる分離壁にも作品を残したというバンクシーの素顔がいよいよ明かされるのか!と期待して観ていると、話はあらぬ方向に急展開。
さてこの後は、是非、自分の目で確かめてください。「自分の目で」。これがキーワードです。
本当は、私と同じように全くの予備知識無しで観ることをオススメしたいのですが、もうここまで読まれた方にはある程度の知識がついてしまいましたね。私のレビューだけでは足りずに、もっと情報を求めて検索してしまうかもしれません。できればそれは観た後にすることをオススメします。
あっ、そうそう。美術館に行くと帰りにミュージアムショップでいろいろ買ってしまいますよね。映画のタイトルはそこから来ているようですよ。
2013年11月23日土曜日
12.25 - Kyle Pederson (2011)
タイトルはもちろんクリスマス当日の日付です。
イブではなく、キリストの生まれたその日。楽しかったクリスマスパーティーの翌朝、静かに敬虔に迎える聖なる日のイメージそのままに、一音一音を丁寧に紡ぐように奏でられる素敵なピアノソロです。
まっすぐに伸びた針葉樹の林に降り積む雪。アルバムジャケットのストイックなビジュアルが、その内容を的確に表現しています。余計な枝葉のないシンプルな演奏ですが、深い森の中に眠るたくさんの命と共にあるような温かみが感じられます。心の中が雪景色のように真っ白に透明になっていきます。
曲名はよく知られたものばかりですが、彼独特の解釈でアレンジされた演奏はオリジナルかと間違えるほど新鮮に聞こえます。
神の誉れを高らかに外に向かって歌うのではなく、その恩寵を受け止めて、その感動を心の中で大事に温めている。そんな、穏やかな気持ちで迎えた25日の朝の心象風景でしょうか。
このアルバムは、2年前の発売当時から気になっていたのですが、日本版CDの発売はなく、海外版での購入も難しかったので初めてMP3ダウンロードで買いました。若い人には当たり前のことも、古い人間には抵抗があるもの。形があって手で触れるものがないと不安になるので今までためらっていたのですが、これからの時代、新しいことにも挑戦していかないといけませんね。
イブではなく、キリストの生まれたその日。楽しかったクリスマスパーティーの翌朝、静かに敬虔に迎える聖なる日のイメージそのままに、一音一音を丁寧に紡ぐように奏でられる素敵なピアノソロです。
まっすぐに伸びた針葉樹の林に降り積む雪。アルバムジャケットのストイックなビジュアルが、その内容を的確に表現しています。余計な枝葉のないシンプルな演奏ですが、深い森の中に眠るたくさんの命と共にあるような温かみが感じられます。心の中が雪景色のように真っ白に透明になっていきます。
曲名はよく知られたものばかりですが、彼独特の解釈でアレンジされた演奏はオリジナルかと間違えるほど新鮮に聞こえます。
神の誉れを高らかに外に向かって歌うのではなく、その恩寵を受け止めて、その感動を心の中で大事に温めている。そんな、穏やかな気持ちで迎えた25日の朝の心象風景でしょうか。
このアルバムは、2年前の発売当時から気になっていたのですが、日本版CDの発売はなく、海外版での購入も難しかったので初めてMP3ダウンロードで買いました。若い人には当たり前のことも、古い人間には抵抗があるもの。形があって手で触れるものがないと不安になるので今までためらっていたのですが、これからの時代、新しいことにも挑戦していかないといけませんね。
2013年10月29日火曜日
From Here to Now to You - Jack Johnson (2013)
明るいうちに仕事から帰って家でゆっくりしたいものです。満員電車に揺られてやっとこさ帰った家で、飯喰って寝るだけ、というのは寂しいじゃないですか。土日以外にも、趣味の時間や家族・友人との時間を取れるような生活がしたいです。
夜勤明けの日は、ちょっと意味は違いますが、家に帰ってもまだ(と言うかもちろん)明るいので、日勤の日に比べて仕事の後の時間をゆったりと過ごせるような気がします。自転車通勤でいい具合に気持ちがスローダウンするのも良いのかもしれません。陽の光の下では、アコースティックというかオーガニックというか、自然でスローな雰囲気の時間を過ごすのが気分です。
天気が良ければ庭にテーブルを出して、ビールでも飲んでぼんやりと過ごしたい気分になります。
おんぼろのピックアップトラックをガタピシいわせながらヒゲ面の男が帰ってきました。夕飯まではまだ時間があるので、ポーチに腰をおろしてギターを弾いています。遊びに行っていた子供達も帰ってきました。お帰り、今日はいい日だったかい。高台にある家の前には広々とした海が見えます。水平線の向こうに、今、静かに日が沈もうとしています。
そんな感じでJack Johnsonが歌っています(そんな感じ、です、あくまでもわたしの想像)。アコースティックな演奏にのせて静かに、優しく、そして楽しく。ささやかな日々の中の幸せなひとときが感じられる歌声です。
おっと、ちょっとうたた寝をしてしまったようです。気がつくとギターを弾いていた彼がこっちを見て笑っています。にっこりと、優しく温かい笑顔でした。
夜勤明けの日は、ちょっと意味は違いますが、家に帰ってもまだ(と言うかもちろん)明るいので、日勤の日に比べて仕事の後の時間をゆったりと過ごせるような気がします。自転車通勤でいい具合に気持ちがスローダウンするのも良いのかもしれません。陽の光の下では、アコースティックというかオーガニックというか、自然でスローな雰囲気の時間を過ごすのが気分です。
天気が良ければ庭にテーブルを出して、ビールでも飲んでぼんやりと過ごしたい気分になります。
おんぼろのピックアップトラックをガタピシいわせながらヒゲ面の男が帰ってきました。夕飯まではまだ時間があるので、ポーチに腰をおろしてギターを弾いています。遊びに行っていた子供達も帰ってきました。お帰り、今日はいい日だったかい。高台にある家の前には広々とした海が見えます。水平線の向こうに、今、静かに日が沈もうとしています。
そんな感じでJack Johnsonが歌っています(そんな感じ、です、あくまでもわたしの想像)。アコースティックな演奏にのせて静かに、優しく、そして楽しく。ささやかな日々の中の幸せなひとときが感じられる歌声です。
おっと、ちょっとうたた寝をしてしまったようです。気がつくとギターを弾いていた彼がこっちを見て笑っています。にっこりと、優しく温かい笑顔でした。
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