2013年10月29日火曜日

From Here to Now to You - Jack Johnson (2013)

 明るいうちに仕事から帰って家でゆっくりしたいものです。満員電車に揺られてやっとこさ帰った家で、飯喰って寝るだけ、というのは寂しいじゃないですか。土日以外にも、趣味の時間や家族・友人との時間を取れるような生活がしたいです。
 夜勤明けの日は、ちょっと意味は違いますが、家に帰ってもまだ(と言うかもちろん)明るいので、日勤の日に比べて仕事の後の時間をゆったりと過ごせるような気がします。自転車通勤でいい具合に気持ちがスローダウンするのも良いのかもしれません。陽の光の下では、アコースティックというかオーガニックというか、自然でスローな雰囲気の時間を過ごすのが気分です。
 天気が良ければ庭にテーブルを出して、ビールでも飲んでぼんやりと過ごしたい気分になります。

 おんぼろのピックアップトラックをガタピシいわせながらヒゲ面の男が帰ってきました。夕飯まではまだ時間があるので、ポーチに腰をおろしてギターを弾いています。遊びに行っていた子供達も帰ってきました。お帰り、今日はいい日だったかい。高台にある家の前には広々とした海が見えます。水平線の向こうに、今、静かに日が沈もうとしています。
 そんな感じでJack Johnsonが歌っています(そんな感じ、です、あくまでもわたしの想像)。アコースティックな演奏にのせて静かに、優しく、そして楽しく。ささやかな日々の中の幸せなひとときが感じられる歌声です。

 おっと、ちょっとうたた寝をしてしまったようです。気がつくとギターを弾いていた彼がこっちを見て笑っています。にっこりと、優しく温かい笑顔でした。

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