この時期になると財布と相談して誰のクリスマスアルバムを買うか迷います。毎年、たくさんのアーチストがそれぞれに趣向を凝らしたアルバムを発表しますが、すべてを集めるわけには行きません。
というわけでこのアルバムは、何年も欲しいものリストにノミネートされながら、落選を続けています。ジャケットがカワイイでしょ。でも、歌声を聞くともうちょっと大人の雰囲気です。日本人受けするようにデザインを変えていますね。
「ジャズシンガーがクリスマスの曲を歌ったら、こういう感じになるんだろうな。」と想像する、まさにそのものズバリな感じが気持ちいいのですが、そこがまた難点でもあるのです。
つまり、当たり障りがなさ過ぎて、「欲しい。買いたい!」ってならずに何年も過ぎてしまいました。
ことしも早々にリストから漏れたので、とうとうレンタルショップで借りてきました。
案の定、そつなく気持ちいい歌声に魅せられて、何度も聞いています。オーストラリアの人ですが、White Christmasをフランス語で歌っていたりして、JAZZ=おしゃれと思っているリスナーの心をうまくつかんでいますね。
買いたくないけれど、Heavy Rotationしてしまう、不思議な魅力のあるアルバムです。
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