ロックというのは、「おまえが好きだー!」とか「大人(社会)のバカヤロー!」と歌っているのだと思っていました。
ところが、シカゴの最初期のヒット曲「長い夜」の原題は"25 or 6 to 4"。曲のサビでPeter Ceteraが叫んでいるのは、「4時25、6分前!」。もうすぐ朝だって言うのに、全然曲が出来ないよ~、ということらしいのです。この発見は驚きでした。
まぁ、当時も今も洋楽の歌詞は言葉が聞き取れず、楽器のひとつとして聞いているに過ぎないので歌の意味に頓着はしていないのですが、日本の歌でこんな歌詞のヒット曲ってあったかなぁ?
トロンボーンやトランペットを加えたブラス・ロックというバンド形式も新鮮でしたね。管楽器というのはクラシックやジャズで使うものだと思っていましたから。でも、ラッパを思いっきり吹くというのは、大きな声と叫ぶことに通じていて、ロックとしての違和感はありませんでしたね。
Terry Kathのワウペダルを使ったギターも好きでした。彼の死後ポップな方向に流れていって、ChicagoX(1976)ではグラミー賞を取りましたけど、わたしには昔の方が良かったな。
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