2012年1月15日日曜日

I Am Sam - Jessie Nelson(2001)

 去年は子役の芦田愛菜ちゃんが話題になりました。
 それで思い出したのが、この作品。子役のDakota Fanningの演技が光っていましたね。アカデミー主演男優賞にノミネートされたSean Pennも顔負けの演技でした。
 知的障害のある父親と、父親の精神年齢を超えてしまった娘。そこに、息子との関係に悩むシングルマザーの弁護士が絡んで、ふたつの親子がそれぞれの問題を乗り越えていく物語が語られていきます。主人公とその友人たちはビートルズが好きだと言う設定で、全編を彩るビートルズの音楽(様々なアーチストがカバーしています)が素敵です。
 子役頼みのずるい映画、みたいに言う人もいますが、重くなりがちなテーマを、コメディに逃げることなくうまく表現していてわたしは好きです。
 もちろん、結末はハッピーエンド。あぁ、良かった、と胸をなで下ろして幸せな気持ちになるでしょう。

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