ガチャガチャとしたロックやポップスのクリスマスアルバムは苦手という方も、彼女の歌なら満足して聴けるのではないでしょうか。ABBA、Neil Diamond、Greg Lakeなどなどポップな曲からバッハの"Ave Maria"まで、透き通るようなソプラノが聖夜の空に心地よく響きます。
どの曲もクラシカルに編曲されていますが、逆にクラッシックが苦手というポップス派にも楽しめるアレンジになっています。中程に挟まれた"I Wish It Could Be Christmas Everyday"は、ちょっとはしゃぎすぎという気がしないでもないですが…。
歌よりも彼女の美貌を前面に出したマーケティングがちょっと鼻につきますが、内容はしっかりとした実力派です。Mariah Careyと併せて聴くと、バランスが良いかもしれません。
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