2013年12月23日月曜日

A Very Special Acoustic Christmas - Various Artists (2003)

 北島三郎は出場50回目になる今年を区切りに、年末の紅白歌合戦から引退するそうですね。サブちゃんや石川さゆりなどここでしか聴けない(?)人がしぶとく選ばれて演歌や思い出の歌謡曲を聴かせてくれるのも紅白の魅力の一つですが、きゃりーぱみゅぱみゅやももいろクローバーZなど、新しい人たちに出場歌手が入れ替わっていく時代の流れには逆らえないと言うことなのでしょうか。
 それで思い出したのがこのアルバム。Very Special Christmas シリーズの第6弾は、これまでとは異色なカントリー/ブルーグラスバージョンでした。
 Internetで検索しても日本語ページが見つからないような、しかも写真を見ると結構年季の入ったアーティストばかりですが、あちらでは広い年代に人気のある方々のようです。
 クリスマスアルバム以外でこのジャンルの音楽を聴くことはほとんど無いのですが、最近になって、こう言うのも悪くないなぁと思うようになってきました。年をとると演歌を聴くようになる、というのと同じ傾向なのでしょうか。
 タイトルにあるとおりの、ギターやバンジョー、マンドリン、フィドルなどのアコースティックな演奏が耳に優しく、ベテランたちの味のある歌声も素敵です。雰囲気は学生時代に親しんだフォークに似ていますし、そういえば子供の頃に夢中になった西部劇の中ではこんな音楽が流れていました。
 そんなことを思い出しながら、ラジオで音楽を聴いていた昔のように、iPhoneの内蔵スピーカーで聞くのがオススメです。

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