2013年12月1日日曜日

Exit Through the Gift Shop - Banksy (2010)

 私が新聞を読んでいる横で、たまたま息子が観ていたビデオです。
 スプレー缶で街中に落書きをするグラフティアーティストたちを追ったドキュメンタリー映画かと思ってみていたのですが、とんでもない結末に驚かされ、笑わされ、そして考えさせられました。
 ドキュメンタリーなのか、創作なのか、彼らの作品同様、怪しくて反社会的、そしてユーモアにあふれた作品です。
 L.A.で古着屋を経営する男がカメラに興味を持ち、街にあふれるグラフィティを撮り始めます。完成した作品だけではなく、その制作過程も追いかけるようになり、いつしかアーティスト達に一目置かれる存在になっていきます。そして、ついに伝説の男バンクシーに出会って彼と行動を共にするようになっていくのです。
 ストリートアーティスト達の活動のほとんどは違法行為ですから、彼らが表に出てくることはほとんどありません。またその作品も、いつかは、時には公表のその瞬間に、消されてしまう運命にあります。なかでもバンクシーは覆面作家として謎の存在でした。
 そんなアーティスト達の活動を追った前半部分は興味深く、面白いものでした。イスラエルとパレスチナ自治区を隔てる分離壁にも作品を残したというバンクシーの素顔がいよいよ明かされるのか!と期待して観ていると、話はあらぬ方向に急展開。
 さてこの後は、是非、自分の目で確かめてください。「自分の目で」。これがキーワードです。
 本当は、私と同じように全くの予備知識無しで観ることをオススメしたいのですが、もうここまで読まれた方にはある程度の知識がついてしまいましたね。私のレビューだけでは足りずに、もっと情報を求めて検索してしまうかもしれません。できればそれは観た後にすることをオススメします。

 あっ、そうそう。美術館に行くと帰りにミュージアムショップでいろいろ買ってしまいますよね。映画のタイトルはそこから来ているようですよ。

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