2016年12月10日土曜日

Christmas Kisses - Ariana Grande (2014)

 若い人です(笑)。 1993年生まれですから、今まで紹介した人たちの孫世代ですね。
 かわいい!
 これまでは宗教的行事であり、子どもたちのお祭りでもあったクリスマスが、大人の男女、つまり恋人たちのモノになったのは1980年代以降でしょうか。
 日本で「恋人がサンタクロース」(松任谷由実(ユーミン)、1980)、「クリスマス・イブ」(山下達郎、1983)がそういう雰囲気を決定づけた頃、海の向こうでWham!がヒットさせたLast Christmas(1984)で始まるこのミニアルバムに収められているのは、まさにそういう若い感覚の歌ばかり。
 キリスト生誕の賛美も家族と過ごす楽しいクリスマスパーティーもなく、彼女の頭の中にあるのは彼のことだけ。別れてしまった彼、好きになった彼、これからめぐり逢うかも知れない誰か。なんて書くと、ちょっと言い過ぎかも知れませんが、これが今の若い人の思うクリスマスなのかな。
 お爺さんは遠い目をして、しみじみとそんなことを思うのです。
 今年(2016)リリースされたChristmas & Chillは、またがらっと雰囲気が変わって大人になったなぁという感じ。あぁ、なんか、孫の成長を見守るお爺さんみたいになってますね。子供のままでいて欲しいような、素敵な大人にもなって欲しいような。
 わたしはこっちの方が好きかなぁ。

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